金型製作前
金型を決める前に図面と条件を確認する
ハイドロフォーミングは溶接箇所の削減や機能統合に有効ですが、すべての金属部品に適するわけではありません。端部をシールできるか、材料が必要な変形に耐えられるか、数量が金型投資に見合うかを先に確認します。
公開事例は参考にはなりますが、新しい部品が同じ工程で成形できることを保証しません。実際の図面、材料、数量、合否基準に基づく検討が必要です。

確認項目
初期検討で確認する7項目
部品形状
曲げ半径、分岐、閉断面、拡管部、材料供給と端部シールに必要なスペースを確認します。
材料と肉厚
材料記号、素管状態、肉厚、減肉リスク、実際の成形性を確認します。
シール条件
管端、開口、使用できるシール長さ、加圧を妨げる形状がないか確認します。
重要公差
機能寸法と参考寸法を分け、試作品で確認すべき箇所を明確にします。
現行工法の課題
溶接削減、軽量化、外観の連続性、組立ばらつきのどれを改善したいか共有します。
数量と日程
予定数量と目標日程から、金型開発と試作の妥当性を判断します。
試作品の合否基準
寸法、外観、肉厚、組付けと、顧客側で別途指定・実施する後工程の検査を定義します。

試作品の確認
試作品をどう判定するか事前に決める
金型製作前に、確認寸法、組付け部、外観、肉厚、試作数量、修正手順を合意しておきます。
お問い合わせ準備
初回確認に必要な情報
FAQ
図面確認に関する質問
初回確認に3Dモデルは必須ですか。
あると有効ですが、PDF図面、写真、材料情報、現行工法の課題からでも検討を始められます。
金型製作前にシールや減肉のリスクを確認できますか。
はい。明らかなシール難度、拡管リスク、曲げ半径、試作時に注意すべき箇所を早期に整理できます。
ハイドロフォーミング金型が適さないのはどのような場合ですか。
形状が単純、数量が少ない、材料の成形性が低い、または曲げと溶接で安定して製造できる場合は投資に見合わないことがあります。
試作品の確認前に何を決めますか。
検査箇所、重要公差、外観、数量、修正手順、承認基準を決めます。
次のステップ
図面を送って初期確認を依頼
図面、材料、肉厚、予定数量、写真、現行工法の課題をお送りください。まず成形可否を確認し、その後に金型と試作品の範囲を整理します。